みなさんこんにちは、Eチームです。
今から私たちのプレゼンテーションをはじめさせていただきます。
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まず「情報デザイン」とは何か、「VOTEN VOTEN」とは何か、その2つを明らかにしましょう。
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「情報デザイン」とは情報を目に見える形にすること、または情報の関係を形にすることです。つまり情報をわかりやすく伝達する過程や結果が「情報デザイン」といえるでしょう。現代において情報を伝える為の手段は様々であり、普段の会話、電話、インターネットなど、そのすべてが情報となっており、情報デザインは私たちの伝達する方法すべてをデザインする、と言っても過言ではありません。
さらに私たちの情報デザイン学科では、学生でありながら、コミュニケーションデザイン、プランニングディレクション、映像メディア、イラストレーション、先端アートといったそれぞれの分野から日々新たなデザインの形を研究しています。情報デザイン学科は、この五つの分野を基盤に各々の視点から情報をデザインするクリエイター集団です。そしてその独自のブランドを社会に展開していく上で最初の入口の役目を果たしてくれるのが、VOTEN VOTENなのです。
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VOTEN VOTENとは情報デザイン学科の活性化を促進し、生徒のアートに対する向上心を高めるものです。実際に社会に出たときに必要となるビジネスへの意識が高まる場所でもあります。
しかし困ったことに、現状のVOTEN VOTENは一番身近でなければならない、私たち生徒との距離が遠いのです。
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「営業時間が分からない」「中に入りづらい」「どういうシステムか分からない」など、生徒のマイナスな意見からも、とっつきにくいものと思われているのがわかるでしょう。
営業時間の不明、アピール力の低さ、ガラス張りに構造されているのにかかわらずミーティングルームが手前に目につき、肝心の展示作品が見えづらい、ということがこれらの原因だと考えられます。
他にも多々、距離を感じられる点があげられます。
そのため、もっと生徒が身近であるという意識を高める工夫が必要なのです。
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身近な存在だと思わせるには、何が必要でしょうか?
周りと一体化することは、有効な手段といえるでしょう。たしかにそれは重要です。しかし、これだけでは、巷によくある平均的なお店にしかなりません。VOTEN VOTENは情報デザイン学科の表現の場となる柱なので、それではいけません。
どうしたらこの二点を両立させることができるでしょうか?
そこで!私たちが今回提案するのは、2面性を持ったショップです。
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こうすることによって、新たな利点も生まれました。
新しいことをはじめようとしてイベントなどがあっても、長い間同じものが続いてくると現在のVOTEN VOTENのように停滞してしまいます。
私たちの案では、2面性を押し出し、常にパフォーマンスすることで
いつ来ても常に新しい、ネオVOTEN VOTENを目指します。
常に変化があるということは、受け手を飽きさせないことはもちろん、VOTEN VOTENの情報を気にしなければ、楽しいイベントを見逃してしまうので情報チェックを誘導させます。
2面性といってもさまざまです。一般的には表と裏というイメージが強いでしょう。
そこで私たちは表を昼、裏を夜と1日を昼と夜に分け、明暗による変化で異なる雰囲気を出して2面性を出すことにしました。
昼は明るく和やかな空間にして、夜は暗闇を利用した空間作りをしていきます。
すなわち、視覚を最大限に利用したパフォーマンスアートです。
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昼のVOTENVOTENは、癒しやくつろぎを提供します。
今のVOTEN VOTENはやはり、どうしても入りにくいという意見が多く聞かれます。
そこで、外に面したガラス戸は開閉式にして、昼の営業時には窓を広げ開放的な空間にし、屋内や屋外に椅子やテーブルを配置して、オープンスペースとして学内の人たちに自由に開放します。観賞植物などの緑もふんだんに取り入れ、参考写真のような、さながらオープンカフェのような雰囲気を目指します。
コンクリート壁の冷たいイメージを払拭させよう!という作戦です。日陰から日向に変えます。
「ふらっと」立ち寄れるお店に大変身すれば、お昼休みに、友達とVOTEN VOTENの作品を鑑賞しながら食べるお弁当はきっとおいしいことでしょう。
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夜のVOTEN VOTENは、幻想と衝撃の世界へ来場者をいざないます。
光のアートや、蛍光塗料を使った作品を募り、現在奥にある部屋や、周辺にて展示します。
を展示会として使用するのは、今までありそうで無かったことです。また、夜限定の商品を売り出し、宣伝します。日本人は限定という言葉に弱いですから、効果は期待できると思います。
夜だからこそできるアート、夜にしか買えない商品、そんな「夜にしかできないこと」をおこなって行くことによって、ふだん夜まで大学に残っていないという人も、取り込めるようにしていきます。
昼夜と視野を利用した『変化するパフォーマンス』により多くの人を魅了します。
情報デザイン学科がつねに成長することは、常にボーテンボーテンが進化することに繋がるのです。
以上でEチームのプレゼンテーションを終了します。ありがとうございました。